■■１日目■■
　 ちょっとちょっとJR、なにやってんのよ！！（怒）
7：58発の佐世保行きに乗車する予定なのに列車が来ません。佐世保から10時発の船に乗るために40分余裕をとってJRの手配をしていたにもかかわらず、なんと列車が遅れているではありませんか！延々待ち続けて1時間。すでに船の時間には間に合いません。プンプン！おまけに、今度は長崎本線で人身事故発生だとさ。１時間遅れで来た特急に乗り、人身事故のせいで徐行運転。特急の意味ないじゃん！とブツブツ言ってたら、さらに追い討ちが・・・「お客様には大変ご迷惑をかけておりますがこの列車は終点佐世保ですが、早岐が終点となります。佐世保までのお客様はお乗換えください」なんですと！？あなた、これは特急で佐世保行きでしょ？1時間遅れた上に、徐行運転、そして乗り換えろ？？そんなひどい話はないでしょう。まったく出足の悪い旅になってしまったのです。

　そうそう、車内でずる賢いサラリーマンのオヤジを見ました。私は指定席をとっていたのですが、列車が発車して数分すると５，６人のサラリーマンがやってきました。そして空席に勝手に座っているではありませんか。30分ほどして車掌さんが切符を見にきたのでオヤジはどうするのかなぁ〜と観察していると、1人の人は追加でお金払ってたけど、他の人は携帯電話を取り出して席を立ったり、トイレに行く振りして出て行ったり、そして極めつけは寝た振りした人がいた。あなた達、立派な社会人なんですからそんな恥ずかしい行動は止めましょう！と言ってやりたかった。

　 さて、もちろん 船には乗り遅れました。予定では五島の有川港まで80分で着く高速船に乗る予定だったけど、次の便は１７時。そんなに待ってられないので多少時間はかかるけど13：45のフェリーで行くことにしました。
佐世保から有川までは2時間35分。甲板に出て景色みたり、お昼寝したり、お客さんが少なかったのでのんびりと快適。意外とフェリーもいいじゃん！
← フェリーからの景色


今回の旅は弟と二人旅の予定だったのが仕事も絡めてということになり結局はほとんど仕事のような感じだった。よかったのは美味しいものを食べられたってことかな。

有川港に着いてレンタカーを借りた。島内の移動はレンタカーなしじゃ無理なのですよ。あまり観光地化されてない島なので交通はとってもとっても不便なのです。
早速弟に運転してもらいえらく簡素化された地図を片手に迷いながら観光地をめぐった。

まずは「鯛ノ浦教会」
有川港からほど近いとこにあった。
長崎の浦上天主堂の被爆煉瓦を使用して鐘楼が造られています。本堂は木造なのにこの部分だけ煉瓦造りでした。この教会は現在は資料館になっており、すぐ下に新しい教会が造られています。




この写真は「頭ヶ島教会」のそばの墓地で撮りました。五島の教会はほとんどが海のそばに建てられていて景色がとても素敵です。
この墓地も海を望むように建てられていました。春には墓地の中一面ピンクの花が咲き乱れるそうです。
堤防に座って夕日を眺めるのもいいなぁ〜
結構お気に入りの1枚です！



上五島の中では頭ヶ島教会の雰囲気が一番好きかも。石造りのめずらしい教会で外観はどっしりと重厚感を漂わせているんだけど、中はまったく別の顔。天井や壁には花柄の模様が施されててかわいらしい感じ。
ちょうど見学に行ったとき、中でひとりのおばあさんがお祈りされてました。信者の方の信仰深さを感じる。
頭ヶ島教会へ行く道のりもいい感じなの。田舎道をひたすら走っていくのだけど、海沿いで景色を見ながら、大きな赤い橋を渡ってるときには鷲に遭遇したり、島に来たんだなぁ〜って旅行気分が高まった。

ここから今日の宿までは1時間以上かかるので夕日を諦めて宿へ急いだ。
本日の宿は若松島の「前川荘」
すごくレトロな港町。そして昔のままの商店街。（商店街というより路地って感じかも）
宿も外観は昔ながらの旅館なんだけど、部屋は改装したばかりということで木の香りが漂うきれいな部屋でした。
さて、お待ちかねの夕食です！
まずはお仕事。料理を目の前にして「待て！」の状態で弟を待たせ写真を撮りまくる。ごめんよ弟。
海の幸満載の料理の数々。二人で１舟の刺身盛、伊勢海老に鯛、サザエにキビナゴなどなど食べれないよってくらいあった。あっま〜い伊勢海老の刺身、ほんと美味かった！
出来立ての檜のお風呂と露天風呂にゆっくり浸かり、 明日に備えて今日は早めに就寝。